ご挨拶

弊社は1965年の創立から、本年4月をもって、創立54年を迎えます。
54年を振り返りますと、創立当時はコンピュータによる、特許検索システム・管理システムも確立しておらず、特許情報の提供・調査報告書も和文タイプで一文字・一文字ずつ作成している時代でした。

当時は、特許情報を社内でいかに活用するかが、大きな命題でした。弊社は、技術集中管理が大きなメリットになる、化学素材メーカーの企業内への社内報「特許・技術文献速報」の作成・流通の受託をしてまいりました。
各国とも公開制度が始まり、公開された特許を、他社より一日でも早く、社内で流通させ、分析・消化したいとの要求もあり忙しい日々を思い出します。

日本での1993年のDVD公報発行に対応し、効率的でよりコストもかからず、社内報として流通させるか、各クライアントの要求を受け、SPS「化学素材別速報誌」を開発し、テーマ別に発行を始めました。テーマとしては「繊維編」「医薬編」「農薬編」「化粧料編」「バイオ編」「食品編」として、現在も発行し続けています。

また、日本特許の触媒の成分・生成物等の解析情報、微生物の解析情報をダイヤリサーチ(現三菱ケミカルリサーチ)様と共同事業として発行いたしました。

コンピュータ検索の時代になりデータベースも充実し、先進国の特許情報提供・特許検索については、Derwent社をはじめとする各国デーベースが充実し、活用する時代となりました。
1990年代初めから、アジア・アセアンの時代となり、各クライアントからこれらの地域の特許調査についての、苦労話をお聞きし、弊社でも1992年より、アジア・アセアン各国での特許制度、調査体制について特許調査・情報提供に絞り、各国への視察を始めました。

その結果各国とも、特許公報を発行するのが、精一杯の状況で、ましてや、特許調査の体制(特許庁、現地特許事務所とも)は全くなく、これらの条件の中で、調査精度を上げるには、各国公報を全て、手元に揃えるしかないという結論に達し、各国の特許公報を購入いたしました。

各国の公報を注視していく中で得られたノウハウによりより精度の高い調査を行うよう努力を続けてまいります。
また、お客様のあらゆる要求にお応えできるよう努力してまいります。

今後ともご愛顧くださいます様お願い申し上げます。